2024年になりました。
今年も皆さんにとって良い年になりますように。
昨年を振り返りますが、私の半年は首にできた謎のしこりに悩まされる日々を送っていました。
結果としては良性でしたが、同じような経験をされている方への参考になればと思い記事を残します。
気づいたきっかけ
私はかなりの肩こり持ちで2週間〜1ヶ月に一度は鍼やマッサージをしてもらってました。
2023年7月頃いつもの鍼灸院に行ったところ、
「あれー?これなんだろうね?一回整形かなんかでレントゲン撮って貰えば?多分ガングリオンかなんかだと思うけど。」とマッサージ師に言われました。
その時、首筋に出来た大きめのしこりに気づきました。
アトピー体質なものでリンパは腫れやすく、今までも首あたりにコリコリしたもの(0.5cmくらい)が出来たことはあります。その時は耳鼻科に行ったところ問題ないと言われていました。
ただ、今回のは今までより大きく、数センチあるように感じました。
(エコーだと実際は1cmちょっとだったのですが・・・。)
おそらくですが、しこりが首の太い筋肉の真上でがっちり食い込んでいる感じだったので、数センチもあるように感じたのだと思います。
触った感じは動かなかったです。
フリーの画像をお借りしました。イメージこんな感じです。
この画像に赤い丸をつけたのですが、首の根元にあるのが一番でかいしこりです。
後のが、小さいコリコリ達。
しこりに気付いてから急にしこりのことが気になってしまいました。
ネットを見ると1cm以上は病的という情報が大量にあり、私の脳内は不安でいっぱいでした。
暇さえあれば知恵袋で調べてしては落ち込んでご飯が食べれなくなる始末・・・
最初は整形外科へ
マッサージ師に言われた通り整形外科に行ったところ、頸部は耳鼻科の領域だよと診てもらうまでもなく門前払いされました(苦笑)
エコーのある耳鼻咽喉科を探す
整形外科に断られたため耳鼻科を探すことに。
耳鼻科選びかなり大事だと思います。
私は一回の来院である程度悪いのかいいのかを知りたかったので、多少遠くても病院を探して行きました。
私が選ぶ時に参考にしたのは、
・HPで頸部のしこりについて詳しく触れているか
・エコーがあるか
でした。
HPで頸部のしこりについて詳しく触れているか
最初は地元の耳鼻科を調べていました。
地元の耳鼻科のHPを見てみると、頸部についてはそこまで専門ではないが、その分野でも適切な医療機関を紹介しますとの記載がありました。
なんかちょっと自分のニーズと合ってなさそうと思ったので、自分が安心できそうな病院をネットで探しました。
その中で、頸部のしこりについて詳しく解説してあり、中堅病院で耳鼻科の手術をされていた先生の病院に決めました。
エコーがあるか
しこりは中身が見えないので触っただけではわからない情報もあるはずです。
1回の来院である程度の情報を知りたいと思っていたので、自分の中でエコーがあるかどうかは必須項目でした。
そして、エコーのある病院を選んでよかったと思っています。
私の場合、しこりを触った感じだと数センチあると思っていたので、エコーで1cm弱と言われた時は逆の小さい結果にちょっとびっくりしました。
少しだけ安心したのを覚えています。
初病院
あれから何だかんだで風邪引いたり体調不良が続いたりして、結局病院に行ったのは2023年10月の頃になりました。
最寄駅から20分くらい電車乗った場所にある病院を選びました。
名前を呼ばれて入室したらすぐにエコーでチェックしてくれました。
「んー。確かにちょっと大きめだね1.2cmあるね。形は悪くなさそう。他のところも小さい腫れがあるね。
どうする?大きいところで一回見てもらう?それとも抗生剤を試してみて様子を見てみる?」
もういきなり紹介状の選択肢が出てきたことにびっくりしました。
それほどでかいのか!?でも、先生悪くなさそうって言ってたし。
ビビリな私は「じゃあ抗生物質で・・・」といってしまったのでした。
そこで紹介状をもらっていたらもっと早くこの胸のモヤモヤからは解放されてたのかもしれません。
抗生物質で引かなくて絶望&謎の乾癬発生
抗生物質をもらって様子を見ることになりました。
お願いだから飲み切るまでに引いてくれーーー頼む!!と毎日願をかけながら抗生物質を飲み続けた私。
小さいしこりには効果抜群でグリグリが完全になくなりました。
が!!!虚しくもあのデカブツには効きませんでした。
全くサイズが変わらん泣
抗生物質を飲み終えて数日後、あーまたあの病院予約しないとな。と思ってた矢先、膝下肘下を中心に乾癬が発生!!!!
最初は蕁麻疹と思っていましたが、発疹跡が消えずに何度も同じところが赤くなるので乾癬ということが判明。
それを治すために皮膚科に通うことになったのでした。とほほ・・・
皮膚科の先生は薬疹じゃないと言っていたけど、タイミング的にはピッタリなのでよくわからないです。
ストレスなのかもしれないし・・・。
そんなこんなで病院に行く日がまた遠退きました。
2回目の病院
2回目の病院はそんなこんなで11月上旬になりました。
抗生物質はデカいのに効かなかったということを伝えると、すぐにエコーでチェックしてくれました。
「うーん。1ヶ月でちょっとでかくなったね。1.4cmになってる。測りの誤差もあるかもしれないけど、一度見てもらおうか。どこがいいとか希望ありますか?」
がーん。大きくなってる成長してる。もうショックでした。
家と耳鼻科の中間地点にある大きな病院の紹介状をもらいました。
わかってはいたけど怖くてしょうがありませんでした。
覚悟を決めて総合病院へ
11月下旬に初めて総合病院に行きました。
初心は待ち時間が長かったですが、総合病院だからしょうがないですね。
診察が始まってからはかなりスムーズでした。
女医の先生はテキパキと触診、カメラ?で喉のチェック、腫瘍マーカーの血液検査の手配をしてくれました。
血液検査の結果は当日わかるみたいなので採血後30分くらい時間を潰してから結果を聞きました。
血液検査の結果は問題なし。
よかったーーー!
だけど、念の為しこりの中身のチェックをしようとのことで、穿刺吸引細胞診をすることとなりました。
空きがたまたま無く直近で3週間程後になりました。
血液検査が問題なかったことで安心はしましたが、穿刺吸引細胞診の日が近づくにちれてまた不安で寝付けなくなりました。
穿刺吸引細胞診
12月中旬に行ってきました。
穿刺吸引細胞診とは、注射器のようなもので中の組織をとって悪いものかどうかを調べるものです。
細胞診はエコー室というところで行うみたいで耳鼻科とは別室でした。
女医の先生とは違いましたが、耳鼻科の先生が担当しました。
二人一組で作業?をするのでしょうか。
先生が注射器を操作して、もう一人が注射器の管に繋がったポンプみたいなものをシュコシュコするようでした。
気になる人はググってみてください。
首に注射とか怖すぎだろおおと震えていたのですが、意外と大丈夫でした。
細胞診の流れとしては、最初にエコーをしてしこりの大きさや血流の有無を念入りに確認していました。
そして、場所を決めたらプスっと注射器を2回ほど刺されました。
あっという間に終わりました。
2箇所刺されたのですが、1回目はほぼ無痛、2回目はぐりぐり感をちょっと感じたくらい。
ぐりぐり感と言っても、すごく痛いわけではないです。
例えるなら肩こりの鍼の響きくらいの刺激でした。
なので、意外と大丈夫だったよ!と伝えたいです。
もしかしたら、施術する部位によっても異なるのかもしれませんが。
結果発表の日
穿刺吸引細胞診は1週間で結果が出るので、1週間後に結果を聞きに行きました。
もう結果を聞くまでの1週間はメンタルが弱弱でした。
仕事が手につかない。
暇さえあれば知恵袋やXで検索しては(←仕事しろ)悲観し、鬱っぽくなりました。
この結果次第で、このクリスマスや年末の過ごし方が激変するのかと思って悩みました。
夫にどうしようどうしようと毎日言っていました。
そして、運命の日。
足取りは重く、当日ドキドキしながら先生の話を聞いたところ
1〜5の細胞診クラスの2。炎症性リンパ反応とのことでした。
これで通院は一区切りとなりました。
あとは、また大きくなったらかかりつけ医に相談とのことです。
今のしこりの状態は前と同じで、現状維持です。
細胞診で組織を取られた量だけ減ったかなという感じです。
このまま小さくなってくれたらいいなと思います。
正体を突き止めるまで本当に怖かったけど、肩の荷が降りてスッキリしました。
得体の知れないモヤモヤから解放されたのが一番良かったです。
これから歳をとると、そういうことで悩む機会がもっと増えるのだと思います。
だからこそ、今を大事にしよう。
そして、何気ない毎日にありがたみを感じるようになりました。
まとめ
なんか気になるものが出来たら病院は怖いけど行こう。
正体が判明するまでドキドキしますが、安心できます。
同じような環境の方にとって参考になりますと幸いです。