桃って甘くてとても美味しいですよね。
スーパーで安売りしていたらついつい買っちゃいます。
桃がちょっと茶色くなっているんだけど、食べられるのかな?
今回はそんな疑問を解決します。
桃が茶色くなる理由① 傷ついたから
まずは、茶色くなった理由として、傷ついたからというものがあります。
桃はとても柔らかくデリケートな果物です。
ちょっとぶつけただけでも、その箇所から茶色くなっていき、傷んでしまいます。
桃の一つ一つがビニールのふわふわした白いネットで保護されているのもそれが理由です。
ぶつけて変色した際も食べられますが、少し他の箇所に比べると、甘みが少なく味が落ちている気がします。
桃が茶色くなる理由② 酸化しているから
二つ目の理由としては、酸化が進んだからです。
桃の皮を剥いて切ったあと、暫く食べずにそのままにしていると、変色してきます。
それは、桃の成分が酸素と反応して酸化が進んだからです。
これも勿論、問題なく食べられますが、酸味が増すような感じがし、味が落ちてしまいます。
皮を剥いて切ったら、できるだけすぐ食べるか、調理保存するようにしましょう。
調理保存の方法は後ほど紹介します。
桃が茶色くなる理由③ 腐りかけているから
三つ目の理由は腐りかけだからです。
この場合は、食べてはいけません。
生ゴミのような匂いがすることがありますし、カビも生えてることもあります。
ちょっとでも異変を感じたら、食べるのはやめましょう。
中には、桃の割れ目の部分から水分が入り、外見は一見きれいですが、中を見るとタネの周りがカビてしまっていることもあるようです。
桃を傷つけないようにする対策
桃をぶつけて傷つけないようにしましょう。
桃を一つずつ、紙や新聞紙に包んで、保存します。
桃を酸化させない対策
桃を酸化させないためには、手っ取り早く食べることが一番です。
それ以外の方法としては、
・コンポートを作ってしまう
・塩水につける
・レモン汁につける
という方法があります。
コンポートを作ってしまう
コンポートとはフルーツをシロップで煮たものです。
ジャムに比べると果肉感があるので食べ応えがあります。
簡単に作ることができるのでおすすめです。
参考にコンポートのレシピのURLを貼っています。
作ったコンポートは、冷凍させることもできます。
冷蔵庫に保存して、それでも食べきれなかったものは冷凍することで、スムージーなどの材料にも使えます。
塩水につける
低い濃度の塩水につけることで、桃の酸化を防ぐことができます。
目安は水1カップに塩小さじ5分の1程度です。
しょっぱ味は少し感じてしまうかもしれません。
レモン汁を表面にかける
レモン汁を表面にかけることで、変色を防ぐことができます。
こちらも多少桃本来の風味とは変わってしまいます。
桃をおいしく食べるコツ
未熟な桃を冷蔵庫で保存しない
未熟な桃は常温で追熟させましょう。
柔らかい桃って完熟しているイメージがありますよね。
しかしながら、必ずしもそうではありません。
未熟な桃も日数が経つと、柔らかくなります。
そのため、未熟な桃を冷蔵庫の中に入れていると、未熟なまま傷んでしまいます。
なので、基本は常温でしっかり追熟させましょう。
未熟な桃の見極め方は、実がやや緑みがかっているものです。
完熟した桃は冷蔵庫で保管できますが、桃は足が早いので早めに食べるようにしましょう。
まとめ
桃が茶色くなってしまう要因と対策法について紹介しました。
桃を美味しく食べるコツは、若い未熟な桃は常温でしっかり追熟させることです。
冷蔵庫に入れると未熟なまま傷んでしまうので気をつけましょう。