筆者は複数の建設会社で働いていました。
未経験から建設業事務、建設業事務から建設業事務に転職した経験があります。
今回は、転職で建設業の事務を希望している方に向けた記事になります。
建設業事務の仕事内容って?
建設業事務の仕事内容は一般的な企業の事務で求められる仕事とそんなに大きくは変わりません。
一般的な事務仕事+建設業法に則った書類作成の事務になります。
建設業法に則った書類作成も、慣れるとワンパターンで簡単な場合が多いので、未経験でも全然大丈夫だと個人的には感じます。
仕事内容がきついのかどうか実態が気になるという方はこちらの記事もどうぞ。
建設業事務になるには資格やスキルはいるのか?
特にいりません。
ですが、持っていると「お!」っと評価する企業もあります。
建設業経理士
詳しくはこちらの記事に、建設業経理士の資格についての記事を書いていますので、よかったら読んでみて下さいね。
エクセルスキル
エクセルは事務を希望する人には必須と言えます。
少なくともエクセル中級といわれるVLOOK UPまではマスターしておきたいところです。
もう一歩踏み込んでVBAを少し学ぶと、一気に集団の中から突き抜けることができます。
VBAと聞くと難しく感じるかもしれません。
ですが、「売上の明細を請求書のフォーマットに自動転記する」くらいの仕組みならば短期間で習得できます。コスパはいいです。
エクセルVBAやVLOOK UPを学びたい方はこちらの記事もどうぞ。
建設業事務に求められる人物像
幅広く仕事をする姿勢
建設業事務の仕事は多岐にわたります。
一般的な事務仕事だけではなく、現場の施工管理者のフォローも建設業事務の大事な仕事の一つです。
現場で働くいわゆる施工管理と言われる方の仕事は現場監督だけではありません。
8時から17時まで現場管理をした後、会社に戻り書類仕事をします。
工事写真整理、日報まとめ、竣工書類作り、図面作成など現場監督にはやらなければならない書類仕事が山のようにあります。
小さな工務店や中小企業だと、簡単にできる書類仕事は事務がフォローに回ることが多いです。
例えば、現場から持って帰った日報関係を綺麗に整理するとか、竣工書類に必要なファイルの目次や背表紙をあらかじめ作ってあげるなど。
自分の仕事は、この範囲だけ!と決めつけずに、幅広く対応しようとする姿勢を持つ方が好まれるでしょう。
事務経験者
事務経験者は、今までの業務での姿勢が活かせるため評価されやすいです。
一般事務で今まで培ってきたスキルを生かし、建設業事務に関しての業務はこれから覚えて少しでも早く会社に貢献したいと前向きな姿勢をPRしましょう。
建設業経験者
建設業経験者は、一般事務だけでなく、建設業法に関わる事務も入社後に任せられるという点で即戦力として評価されやすいです。
今までどういうことをやっていたか、それををどういう風に生かすことが出来るかを精一杯PRしましょう。
【経験別】建設業事務に転職する際の志望動機の一例(例文)
未経験者から建設業事務を志望する例
●●がきっかけで建設業の事務として働くことに興味を持ったからです。(結論)
事務仕事は未経験ですが、今までの〇〇の経験を生かし事務として少しでも早く会社に貢献できるよう頑張りたいと考えております。(今までやってきた仕事のどんな部分が事務にも活かせそうかを書く)
また、建設業経理士や簿記など事務職員としての自己のスキルアップにも積極的に取り組んでいきたいと考えております。
未経験ですが、前向きに頑張りますという姿勢が大事です。
建設業事務から建設業事務を志望する例
御社の〇〇な点に魅力を感じたからです。(結論)
私は前職で、入札業務や現場担当の補助など幅広く業務を行っていました。(前職での具体例)
前職の経験を生かし、御社発展の一翼を担う人材となれるよう励みたいと思っております。
何故、建設業から建設業でこの会社を選んだのかという点を納得させる理由を書く必要があります。
まとめ
建設業事務に転職する際の志望動機について紹介しました。
簡潔ですが、志望動機の一例も紹介しました。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。