人間関係が下手くそすぎて嫌になります・・・。
わかります。私もそうです。
30年自分の不器用さと付き合ってきました。
少しだけ、そんな自分との付き合い方がわかってきたので紹介できたらと思います。
人間関係下手くそな人の特徴
初めに、人間関係下手くそな人の特徴を紹介したいと思います。
・人に興味がない
・心を開いて本音を話せない
・自分のことばかり話す
・悪口ばかり言う
人間関係下手くそな人の特徴としては四種類あるかなと思います。
その中でも大きく分けると、外向型と内向型の二つに分類できます。
人の悪口や自分の事ばかりを話して空気を読めないと思われ、距離を置かれるタイプと、こんなことを話して嫌われないだろうかと考えすぎてうまく喋られないタイプです。
内向的でうまく喋られないタイプは、何を考えているのかわからないという目で見られ、組織の中で浮きがちです。
人間関係下手くそすぎる人の実例
恥ずかしいですが、私の昔話をしたいと思います。
私は内向型の人間関係下手くそな人でした。
人間関係下手くそすぎて色々なところで失敗してきました。
学生時代は高校の途中から不登校になって、転校しました。
転校後も途中からうまく馴染めなくなって、高校3年生の修学旅行は先生と一緒に回った負の思い出がありますw
黒歴史過ぎて、この記事を書くまで記憶の彼方に葬られていましたね・・・。
大学に入ると、皆大人になったのか露骨にハブるとかそういうのはありませんでした。
ただ、サークルに入っていたけど、あんまりうまく馴染めなかったです。
サークル内で浮いた人のようになったので、無理せずにキリのいいところで辞めました。
社会人になったら、一つ目の会社では特にいじめなどはありませんでした。
ただ、最初に入った会社は、同年代が一人もいませんでした。
そのため、いつまでも下っ端扱いで居心地は楽でしたが、もやもやとしていました。
華やかな感じのOLとは、似ても似つかない自分が嫌だなあって思っていました。
人からも「もっと若いんだから遊べばいいのに」て言われるのもちょっと嫌だったかも。
二つ目の会社は、最後の方は人間関係がキツくて辞めました。
直属の上司が無理すぎて辞めてしまいました。
思えば、30年間、ずっと人間関係で悩んでつまづいてばかりなんですよね。
アドラー心理学で有名なアドラーさんも「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言ってます。
そのぐらい人間関係って生きていく上でずっとついて回ってくる問題です。
ほんと難しい問題ですよね。
人間関係下手くそな人がやってみた対策法
そんな人間関係にずっと悩みながら生きてきた私ですが、自分なりにコンプレックスを解消すべく実践してみた対策を紹介したいと思います。
・話し方教室に通う
・意識して人に関心を持つ
・カウンセリングを受けたり、心理学の勉強をしたりする
話し方教室に通う
人間関係下手くそな私が克服のためにやってみたのが、話し方教室に通うということでした。
私が申し込んだのは、カルチャーセンターの講座ですが、初めて教室に入る時の緊張感は半端なかったことを覚えています。
話し方教室では、喋ることや人前で喋ることに苦手意識を持っている人が多くいます。
私は、人前だと頭が真っ白になって、変なことを喋ったり吃ったりするのですが、教室では皆が笑わずに真剣に話を聞いてくれました。
失敗しても笑われない・弱みを見せることが出来たという点でかなり救われました。
外郎売を練習し、滑舌をよくする練習や聞きやすい声の発音方法など実践的に教えてもらいました。
上京をしてからは、通っていないのですが、その時の経験は勉強になりました。
ただ、継続していないと勘が鈍る気がします。
社会との接点が無いと、一気に退化してしまう感じがしますね。
もう一度私も外郎売を読んで、勘を取り戻していきたいです。
勇気を出してこのような教室に通うのもオススメです。
意識して人に関心を持つ
意識して人に関心を持つことも対策として大事です。
内向的で人間関係下手な人は人と喋る時に、「何を話せばいいんだろう。何て返せばいいだろうか?」ということを考えがちです。
これは一見、相手のことを考えているように思いますが、実際は「何と返せば自分が嫌われないだろうか」という自分のことを考えている気持ちが隠れています。
「相手のことをもっと知ろう!」と意識して、会話に集中し、他人に関心を向けるようにしましょう。
カウンセリングを受けたり、心理学の勉強をしたりする
カウンセリングを受けてみて、自分の思考パターンや認知の歪みを知ることも有益です。
カウンセリングの先生などの自分以外の第3者の視点はとても参考になります。
料金は少しかかってしまうかもしれませんが、対人関係の築き方や心構えなど色々勉強できます。
カウンセリングが少し敷居が高いなと思う方は、YouTubeで心理学を学ぶことをお勧めします。
精神科医の先生がYouTubeで心理学を教えてくれるチャンネルがあるので、心構えの勉強になりますよ。
私のおすすめは早稲田メンタルクリニックの先生の動画です。
人間関係下手くそな人が社会で生きていくには
人間関係で30年悩みながら生きてきて、色々思うところを書いてみます。
人を傷つけていないことに自信を持つ
内向的で人間関係が下手な人は、「気の利いたことを言えない、言いたいことを言えなくて辛い」と思ってしまう人が多いと思います。
でも、責めすぎないでください。
それは人を傷つけない優しい人の証でもあります。
誰も傷つけない自分に自信を持って欲しいです。
私はとても素敵な優しい人だと思いますよ!
どんな立場になったって、人は無い物ねだり
どんな立場になろうと、無い物ねだりの考え方になってしまうなあと感じます。
最初の会社では、いじめられるような経験はしなかったので、ある意味で楽でしたが、会社に本音を話せるような人がいないため寂しさを感じました。
仕事を辞めて、家にこもってばかりいる時は、時間がありすぎて何をすればいいのかわからなくて戸惑ったりしました。
どんな立場であろうと、何かしらのことが目につき、悩んでしまうのだと思います。
なので、「自分の中でどこまでなら我慢できるか」の線引きを試行錯誤しながら、生きていくしかないのかなと思っています。
特性をわかってくれる人もいる
忘れてはいけないのが、特性をわかってくれる人もちゃんといるというところです。
失敗例からわかるように、私は何度も人間関係でつまづいて失敗しています。
それでも変わらずに私と関わってくれている人が僅かにいます。
そんな関わってくれる家族や友人に感謝して、大事に関係を築いていきたいなと思っています。
まとめ
最後に、簡単に今までの話をまとめてみます。
・話し方教室に通う
・意識して人に関心を持つ
・カウンセリングを受けたり、心理学の勉強をしたりする
・人を傷つけていないことに自信を持つ
・どんな立場になったって、人は無い物ねだり
・特性をわかってくれる人もいる
私自身、これからも、再就職先が決まったらそこでの人間関係、子どもがもし授かることが出来たらママ友関係など。
色々な人間関係でまた悩みが出てくるんだろうなという気がします。
ですが、頑張りすぎず、日々を過ごしていかなきゃと思ってます。
少しでも参考になれば嬉しいです。